ブログ『りんどう』

通り掛かりのテラマイラー忠田反高の いきいきサロン・施設訪問・篳篥漫談 のトークネタを書き留めています。

篳篥漫談

 漫談、漫談師と云うのが、わたくしの肩書(?)に、適語であるか分かりませんが、取り敢えず「篳篥漫談」と、言っておきましょう。

 

 篳篥とは?篳篥漫談とは?追々書き込ませて頂こうと思いますが、ここでは、きょうの事を少々書き綴らせて頂きます。

 

 きょう、篳篥奏楽を愛好しておられる方と、我が家で篳篥の練習を致しました。

 

 と、書き出しましたが矢張り、「篳篥」とは?から入って行かなければならないような気がします。

 

 では、「篳篥」とは・・・。この篳篥、御存知の方もおありだと思いますが、雅楽で演奏されます楽器の主な楽器とお聞きしています三管の一つです。

 

 三菅とは、「龍笛」「笙」そして「篳篥」です。「龍笛」は横笛、「笙」はパイプオルガンを超小さくしたような?楽器、そして「篳篥」は、これは矢張り「東儀秀樹」さんが吹かれる楽器と言った方が一番通りがいいんじゃないかと思います。

 

 径1.5cm位、長さ20cm位の小さい短い筒状の楽器です。筒の先端に蘆舌または舌と呼ばれる、葦で作られたリードを差込んで吹き、音色を出します。

 

 龍笛は天を泳ぐ龍の声とか、笙は天からの光とか風とか、篳篥は地上の人の声とか、夫々云われたりするのを聞いたことがあります。

 

 1500年前、2万キロの彼方から、中国を経て、歩いて日本に伝わって来たとも聞いています。そして、遥々この九州の片田舎にたどり着いたと云うわけです。

 

 で、何故この地に、この「篳篥」演奏の愛好家が居るのかと言いますと・・・。それは追々、語らせて頂きたいと思います。