ブログ『りんどう』

通り掛かりのテラマイラー忠田反高の いきいきサロン・施設訪問・篳篥漫談 のトークネタを書き留めています。

詩吟を謡って頂く

恩師逝く⑩詩吟を謡って頂く  

 

 先月、恩師が亡くなられました。小学校一年生の時の担任の女の先生でした。一年担任され、次の年は他校へ異動されて行かれました。享年87才だったと云うことです。お悔やみになるか分かりませんが、そのT先生との記憶を辿っています。

 

 我妻との結婚を妻の家族に猛反対され、わたくしの上司、親戚に結婚承諾を願いに行って貰っても承諾を得られませんでした。

 

 そこで先生に、どうしたらいいか相談したこともありました。が、結局承諾を得られず妻は家を飛び出し、「駆け落ち」と相成りました。

 

 入籍し、半年後、披露宴をする運びになりました。早速、先生をご招待すると、快く返事を頂き、「詩吟」を謡って頂けることに。

 

 丁度、先生の御主人が、ご自宅より車で約3時間は掛ると思われる旧U市の小学校に赴任しておられ、ご夫婦でU市に住まわれていました。

 

 その遠い道のりを押して出席して頂きました。披露宴会場にラジカセを持って来られ、曲目は記憶にありませんが、詩吟を謡われたのだけは覚えています。