先生一番の御自慢?
恩師逝く⑬先生一番の御自慢?
先月、恩師が亡くなられました。小学校一年生の時の担任の女の先生でした。享年87才だったと云うことです。お悔やみになるか分かりませんが、そのT先生との記憶を辿っています。
掛かりつけの歯科医院で先生とバッタリお会いしたことが有るんですが、その時、何かをお預かりしたような記憶がよみがえっています。
が、ハッキリと記憶が蘇らず、多少、時間的なズレ、出来事のズレがあるような気がしますが、こんなことではなかったかと書いてみます。
そのお預かりしたものを、後日、妻と一緒に先生のお宅に返却に伺った際のことだったと思います。んっ?違うかな?
が、先生の一番の御自慢ではないかと思うものがあります。地方新聞で募集が行なわれ、それに先生が応募されたお話が、その地方新聞で発行された本に掲載されたと云うことがありました。
この本への掲載が一番と云うことでは無く、この話に出て来られる方が、先生一番の御自慢ではないかと思う次第です。
先生の教え子の方です。わたくしの一回り半以後の教え子さんです。本が手元になく、お話の内容が説明できませんが、その教え子さん、第1回の気象予報士試験に合格され、気象予報士としてNHKさんの放送へも、ご出演ご活躍されている方です。
小学性の時から気象関係の仕事をしたい夢を持っておられたとか、お聞きしました。
御自慢げに嬉しそうに話されていた先生のお顔が忘れられません。
一方、このわたくしは・・・。「人並みの事をしていては人並みにしかなれませんよ」との、先生のお言葉が聞こえて来そうです。