星座
きょう、早朝、営業センターへ向かおうと我が家の玄関を出ました。辺りは未だ薄暗い玄関口で、空を見上げました。
満天の星空で、「オリオン座」が西の空に傾きかけていました。そこでフッと思い出したことがありました。
数年前、東京に住んでいますわたくし達の次男坊の東京での挙式の際、我が家族とわたくしの妹夫婦で上京致しました。
東京での夜、家族で移動していましたら、星座名は忘れましたが、「あっ!○○座が出ている」と声を上げました。「あっ、○○も」と。
妹に他の家族が、「凄い」と。「よく、そんな星座を知っていますね」と。
わたくしもある程度の星座の名を知っていますが、妹はそれが得意と言っていました。
わたくし達、兄妹は小さい頃、天井の無い、バラ板で囲んだだけのお風呂場のお風呂に入って育ちました。貧乏だったんです。
雨の日は、傘さして。雪の夜は傘さして。晴れの夜は、満天の空を眺めて。そこに出ている星座を、学校の図書館の百科事典で調べて。
兄妹で星座名を共有していたんですね。その記憶が今でも、兄妹に相続されているんですね、今でも。