合気道ネタ

　そうですねぇ～、４０年くらい前になりますかねぇ～。その頃、わたくし、近くの道場で合気道を習っていました。後、道場長を仰せつかりましたが。

　その頃、小学校高学年でしたでしょうか、ある男の子供さんも習いに来ておられました。その子供さんの住まいが、最近配達をさせて頂くことになりましたエリアにありました。

　きょうの配達先に、先ほどの、子供さんのお宅がありました。ポスト投函のみですので、どこの方も居住されておられる方には、中々お会いしないんですが、きょうは、お宅の方がポストの近くにおられました。

　農家と言いますか、今は、法人化され会社組織の農園が多いわけですが、そのお宅も、外国人の研修制度を利用され、会社組織にされておられるようでした。

作業される方を拝見は、していたんですが、仕事中にお声を掛けるのはどうか？と、遠慮していました。

　が、きょうは、グッドタイミングで近くにおられ、魚をさばいておられましたので、思い切って声をお掛けしてみました。その方が、多分、先ほどの成長された子供さんと思いまして。

　実は、先ほどの子供さんの下に年の離れた弟さんも、後年、習いに来られていました。で、先ほどの子供さん、性は覚えていましたが、名前はうろ覚えでして。

　うろ覚えの名前で声をお掛けしましたら、その方、「それは社長で今は田んぼへ行っている」と。その方は、お父さんということでした。

　ま、考えてみますと、４０年たっていますので、成長された子供さん、５０歳前後になっておられます。その方、よく見ますと、おじいちゃんで、８０歳前後？

　昔話をしようとしますが、どうも話が噛み合いません。よく聞きますと、うろ覚えの名前の方は、弟さんみたいでした。

　で、お兄さんに当たる子供さんは？と聞きましたら、「亡くなった」と。「１３年忌何年か前やった」と。

「えっ？」と。（亡くなられた原因とか聞けば失礼かなと何も聞く気になれませんでした）

　が、亡くなられた原因は何だったんでしょう？３０歳代で亡くなられたということでしょう。「全然知りませんで・・・」と、お悔やみ申し上げて、そのお宅を離れました。

　その子供さんの、子供さんの時代の顔が、笑顔が、今でも浮かんで来ます。今、浮かんでいます。